JA(農協)でお金を借りる方法は?農家以外でも借りられるローンの種類と審査に通るコツ

JA(農協)が母体となっているJAバンクでは、様々なローンを取り扱っており、農家以外もお金を借りられます。
低金利で借入できるのが特徴で、特に地方の人が多く利用する機関です。

今回は知って得する、JA(農協)でお金を借りる方法について紹介します。

審査が厳しいとの噂もあるJA。取り扱っているローンの種類や、審査に通るコツも合わせてみていきましょう。

JAでお金を借りられるのはどんな人?農家以外でも借入できる

JAバンクの店舗の写真

JAと聞くと農業従事者のイメージですが、実は農家以外もお金を借りられます。

JAでお金を借りる際、窓口となるのがJAバンクです。JAバンクはJAの数ある事業の中でも信用事業を行う部門で、JA・信連・農林中金で構成されています。

JAでお金を借りるためには、原則として組合員になる必要があります
というのもJAは協同組合という性質上、組合員によって成り立っている団体だからです。

JAには「正組合員」と「准組合員」で構成されており、次のように区分けされています。

JAの構成
正組合員:農業で収入を得ている農業従事者
准組合員:農業以外の仕事に就いているが、JAに出資金を支払っている人
JAの正組合員

正組合員は農業で収入を得ている人、つまり農家の人たちを指します。

JAの正組合員になるためには農業従事者と認められる要件を満たしている必要があり、地域によって従事日数や耕作面積、出資額などが要件として定められています。

以下はJAひすいで定められている正組合員の要件です。

(1) 10アール以上の土地を耕作する農業を営む個人であって、その住所又はその経営に
係る土地又は施設がこの組合の地区内にあるもの
(2)1年のうち 30 日以上農業に従事する個人(農業経営を行う法人において期間の定めのない雇用契約のある者、組織・団体等の場合にはその構成員であることが常態である者を含む。)であって、その住所又はその従事する農業に係る土地又は施設がこの組合の地区内にあるもの
(3) 農業を営む法人(その常時使用する従業員の数が 300 人を超え、かつ、その資本の額又は出資の総額が3億円を超える法人を除く。)であって、その事務所又はその経営に係る土地がこの組合の地区内にあるもの
引用:JAひすい定款

内容は地域によって異なり、北海道など土地が広いところはさらに条件が厳しくなる傾向にあります。

JAの准組合員

農業に従事していない普通の会社員でも、次の要件を満たせばJAの組合員になれます。

  • 組合がある地区内に住んでいる、または地区内に勤務している
  • 決められた口数を出資している

准組合員の要件も地域によって差はありますが、管轄する地域に住んでいれば、出資金を出して組合員になれるところが多いです。

実際に農林水産省の総合農協統計表では、准組合員が正組合員を上回っているデータも出ています。

正組合員:424万8000人
准組合員:624万3000人
参考:総合農協一斉調査結果の概要

農業従事者が減っている側面から、JAバンクの利用者も正組合員以外が多くなっている傾向です。

JAバンクのローンは准組合員であれば誰でも利用できるため、現在農業に従事していない人でもお金を借りられます。
中には出資金がなくても、地域に住んでいるだけで借りられるところも。

JAの貸付対象は地域によって異なります。店舗によっては農業従事者(正組合員)のみを対象にしているところもあるため注意が必要です。

実際に「農家以外でもカードローンを利用できるか」問い合わせを行ったところ、JAなごやでは農家のみが対象、JA天白信用では農家以外でも申し込めるとの回答でした。

まずは最寄りの店舗に問い合わせを行い、一般への貸付に対応しているか聞いてみると良いでしょう。

JAで借りられるローンの種類

JAバンクでは銀行と同じように、数種類のローンを取り扱っています。いずれも低金利で利用できるため、カードローンだけでなく目的別ローンも検討してみてください。

JAでお金を借りるときは、自分の住んでいる地域にある店舗でないと申し込みできません。
まずは最寄りのJA店舗を調べてから、ローンの取り扱いがあるかみておきましょう。

自宅の郵便局を入力するだけで、簡単に最寄りの店舗がわかりますよ!
>>JAの店舗を調べる

JAの住宅ローンは借入しやすい

JA住宅ローンのパンフレットの写真
利用用途 住宅の購入、増改築、借換
利用条件 ・20歳以上66歳未満の人
(80歳までに償還)
・前年度年収200万円以上
・勤続年数が3年以上
融資限度額 10~5,000万円
融資期間 3~35年

新築住宅の建築費用だけでなく、増改築やマンション購入まで幅広く融資してくれるJAの住宅ローン。

前年度の年収が200万円以上であれば借入できるため、銀行と比較すると借りやすい傾向です。
また地域によっては、農業従事者であれば年収150万円以上でも申し込め、正組合員は優遇されることも。

申し込みのハードルが低い分、融資限度額が5,000万円と、民間の銀行に比べると低めの設定です。

JAバンク青森など、組合員を対象に1億円までの融資に対応している自治体もあります。

また銀行と比べて低金利で借りられるメリットも。

金利タイプ JAバンクあいち 三菱UFJ銀行
固定3年 0.50% 0.54%
固定10年 0.699% 0.84%
変動型金利 0.499% 0.625~0.775%

※2020年7月時点

JAの条件項目を満たせば、銀行よりも低い金利でローンを組めます。

条件項目の例
  • 給与振込口座をJAバンクに設定
  • 公共料金3種目以上の引き落とし口座に設定
  • JAカードの発行
  • JAの斡旋による住宅建築

また住宅の改装を目的としたリフォームローンの取り扱いがあるのも、JAバンクの特徴です。

住宅の全面リフォームだけでなく、災害対策や太陽光発電の導入など、幅広い用途で利用できます。

JAのマイカーローンは団体信用保険を付けられる

JAマイカーローンのパンフレットの写真
利用用途 自動車、バイクの購入、免許費用、車検費用など車両に関わる費用
利用条件 ・18歳以上
(80歳までに償還)
・前年度年収200万円以上
・勤続年数が1年以上
融資限度額 1,000万円
融資期間 6ヶ月~10年

車やバイクの購入の他、免許費用や車用品にも使えるマイカーローン。
三菱UFJニコスが保証会社となり、ネットからの申し込みも可能です。

地域によって差はあるものの、おおよそ年1.5~3.5%の間で借入できます。

三菱UFJ銀行でマイカーローンを利用すると、年2.975%の変動金利。条件によってはJAの方が低金利で借りられます。

JAのマイカーローンは、9大疾病への補償がつく「団体特定疾病債務補償保険」をつけられます。
がん、心筋梗塞、脳卒中によって死亡や後遺障害があったとき、以降のローン支払いが免除される保険です。

マイカーローンに団体信用保険が備わっている自体珍しく、備わっていてもガン保険がほとんど。9大疾病に対応しているのはJAならではの特徴といえます。

若者には必要ないかもしれませんが、40代以降で生活習慣病のリスクを抱えている方は将来への備えとして加入しておいてもいいかもしれません。

JAの教育ローンは一般型とカード型の2種類

JA教育ローンのパンフレットの写真
利用用途 入学費用、授業料、アパート代など教育にかかわる費用
利用条件 ・20歳以上
(71歳までに償還)
・前年度年収200万円以上
・勤続年数が1年以上
融資限度額 1,000万円
融資期間 最長15年(在学期間+9年)

JAのローンの中でも利用者が多い教育ローン。まとまった資金を借入できる一般的な教育ローンと、少額を繰り返し借入できるカード型ローンがあります。

一般型ローンの場合、金利は年利2.0~3.5%。比較対象として名古屋銀行を例に挙げると、2.4~3.4%の推移なので、金利の引き下げ条件を適用すれば、地銀で借りるよりお得に借りられます。

一方、教育カード型ローンは年利3.0~3.5%。
カードローンのように借入枠内で繰り返し利用できる商品で、通常のカードローンと比較すると金利に10%以上差が出ます。
※カードローンの金利を18.0%とした場合

子供への仕送りなどで少額借入を予定しているなら、JAで借りた方が断然お得です。

在学中は元金の返済を据え置きできるので、子供が卒業してからの返済もできます。

JAのカードローンは低金利で自由に使える

JAカードローン公式サイトの写真
利用用途 用途自由
利用条件 ・20歳以上70歳未満
・前年度年収150~200万円以上
・他のJAでカードローン取引がない人
・JAが指定する保証機関で保証が受けられる人
融資限度額 10~500万円
融資期間 1~2年

JAバンクのカードローンは利用する地域によって条件が大幅に変わります。

原則として使いみちは自由ですが、JA兵庫みらいのように生活資金に限定しているところも。ギャンブル等の利用資金として借りると、審査で落とされる可能性があります。

また融資の上限も50~500万円と地域差があります。

借入金額を自由に設定できない県もあり、JAしまねのカードローン「ぷらん」では50万円以内で10万円単位しか借りられません。

借りられる条件も様々で、年収や勤続年数の設定があるところもあります。150~200万円以上を貸付条件としている自治体が多いため、審査の通過基準としてみておいてもいいでしょう。

JAのカードローンは、銀行や消費者金融と比較して低金利で借りられるため、自由に使えるお金を借りたい人がお得に借りれる方法です。

JAのフリーローンなら未成年でもお金を借りられる

JAフリーローン公式サイトの写真
利用用途 用途自由
利用条件 ・18歳以上71歳未満
・前年度年収150~200万円以上
・対象地域に在住、勤務している人
・JAが指定する保証機関で保証が受けられる人
融資限度額 300~500万円
融資期間 6ヶ月~5年

カードローンよりもまとまったお金を借りたい人は、フリーローンを利用できます。
JA横浜のように、銀行や消費者金融の借換としても利用できるため、他社での返済が追いつかない人は借換がおすすめ。

銀行や消費者金融よりも圧倒的に低金利で、JA横浜の場合、5.775~9.3%でお金を借りられます。

またJAが取り扱うローンの中で、唯一未成年が借りられるのも特徴。親権者の同意が必要になるものの、未成年でもアルバイトで安定した収入があればお金を借りられます。

JAだけで借りられる農業融資

JAならではのローンといえるのが農業融資です。現在農業を営んでいる人の他、今から農業を始めようと思っている人でも使いやすいローン。

JAの農業融資には以下のような種類があります。

名称 使用用途 限度額 利率
農業近代化資金 農耕機や施設費用、農業を営む長期の運転資金など。
畜産を営む場合、家畜の購入や育成費用も含まれる。
個人1,800万円
法人2億円
0.20%
認定農業者:0.16~0.18%
農業経営改善促進資金
(新スーパーS資金)
認定農業者のみ利用できる運転資金。
低金利で借入でき、短期資金ではあるが何度でも借入できる。
個人500万円
法人2,000万円
1.50%
アグリマイティー資金 農業生産に直結する資金、加工・流通・販売資金 事業費の100%以内 1.475%
JA農機ハウスローン 農機の購入、修理、点検にかかる費用 1,000万円以内 1.30%
JA新規就農応援資金 農業の経営に関わる運転資金や設備資金 1,000万円 0.5%
営農ローン 普段の営農にかかる小口資金 300万円 JAにより異なる
スーパーL資金 農業経営改善計画の達成に必要な資金 個人3億円
法人10億円
0.16~0.20%
農業改良資金 農業改良措置計画に必要な資金 個人5,000万円
法人1億5,000万円
無利子

※テーブルは横にスクロールできます。

スーパーL資金、農業改良資金は、日本政策金融公庫が取り扱う国の融資制度です。

特に農業改良資金は限度額も大きく、無利子で借りられるのが特徴。12年以内の返済期間があり、据置期間も3年以内と借りやすい資金です。

農業融資は、現在の就業状態によって借りられる資金の種類が異なるため注意しましょう。

就業状態をチェックする
  • 認定農業者
  • 認定新規就農者
  • 上記2つに当てはまらない農業の担い手
  • いずれにも当てはまらない人
認定農業者

認定農業者制度」に基づき市町村による認定を受けた農業者。認定を受けるためには経営に関する目標を記載した「農業経営改善計画書」を提出する必要があり、市町村長もしくは都道府県知事への申請を行わなければなりません。

農業融資では最も多くの種類の資金を借りられ、金利でも優遇されます。
専業でも兼業でも申請できるため、長期間農業に従事している人は申請の価値がある制度です。

認定農業者が借りられる資金
  • 農業近代化資金
  • アグリマイティー資金
  • JA農機ハウスローン
  • 営農ローン
  • JA新規就農応援資金
  • 経営体育成強化資金
  • 青年等就農資金
  • 農業改良資金
認定新規就農者

農林水産省が設ける「青年等就農計画制度」に基づき、今から農業経営を行おうと考えている青年が対象です。

認定新規就農者として認定を受けるためには、下記の条件を満たしている必要があります。

  • 18歳以上45歳未満である
  • 特定の知識・技能がある65歳未満の中高年齢者
  • 上記が役員の過半数を占める法人
  • 農業を始めて5年未満の人

市町村への青年等就農計画を提出し、審査の上認定を受けられれば認定新規就農者となります。

親の農業経営を継承する形でも就農形態として認められるため、実家の農業を継ぐ場合は申請しておくといいでしょう。

認定新規就農者が借りられる資金
  • 農業近代化資金
  • アグリマイティー資金
  • JA農機ハウスローン
  • 営農ローン
  • JA新規就農応援資金
  • 経営体育成強化資金
  • 青年等就農資金
  • 農業改良資金
認定農業者、認定新規就農者以外の農業の担い手

認定農業者と認定新規就農者はいずれも農業の経営に携わる場合のみ認定を受けられます。
経営者ではないものの、農業に従事している場合は認定者以外として資金を利用できます。

認定農業者、新規就農者以外に当てはまる担い手
  • 農業での所得が総所得の過半を超えている
  • 農業粗収益が200万円以上ある
  • 認定農業者の配偶者や後継者
認定農業者、新規就農者以外が借りられる資金
  • 農業近代化資金
  • アグリマイティー資金
  • JA農機ハウスローン
  • 営農ローン
  • JA新規就農応援資金
  • 経営体育成強化資金
  • 農業改良資金

上記いずれにも当てはまらない人は、利用できる資金が以下に限られます。

上記以外の人が借りられる資金
  • アグリマイティー資金
  • JA農機ハウスローン
  • 営農ローン
  • JA新規就農応援資金

【都道府県別】JAで借りられるローン一覧

JAは地域にローンの取り扱いを委ねている傾向があるため、取り扱う種類も地域によって異なります。
どんなローンを取り扱っているのか、主要ローンにわけて地域別にまとめてみました。

都道府県 名称 住宅ローン マイカーローン 教育ローン フリーローン カードローン リフォームローン 多目的ローン 農業融資
北海道 JAバンク北海道
青森 JAバンク青森
岩手 JAバンク岩手
宮城 JAバンク宮城
秋田 JAバンクあきた
山形 JAバンク山形県
福島 JAバンク福島
茨城 JAバンク茨城
栃木 JAバンク栃木
群馬 JAバンク群馬
埼玉 JAバンク埼玉
千葉 JAバンク千葉
東京 JAバンク東京
神奈川 JAバンク神奈川
山梨 JAバンク山梨
長野 長野県JAバンク
新潟 JAバンク新潟
富山 JAバンク富山
石川 JAバンク石川
福井 福井県JAバンク
静岡 JAバンク静岡
岐阜 JAバンク岐阜
愛知 JAバンクあいち
三重 JAバンク三重
滋賀 JAバンク滋賀
京都 JAバンク京都
大阪 JAバンク大阪
奈良 JAならけん
兵庫 JAバンク兵庫
和歌山 JAバンク和歌山
岡山 JAバンク岡山
鳥取 JAバンク鳥取
島根 JAしまね
広島 JAバンク広島
山口 JAバンク山口
徳島 JAバンク徳島
香川 JAバンク香川
高知 JAバンク高知
愛媛 JAバンクえひめ
福岡 JAバンク福岡
佐賀 JAバンク佐賀
長崎 JAバンク長崎
熊本 JAバンク熊本
大分 JAバンク大分
宮崎 JAバンク宮崎
鹿児島 JAバンク鹿児島
沖縄 JAおきなわ

※テーブルは横にスクロールできます。

この他にも、地域によって独自のローン商品があります。

JAバンク埼玉:賃貸住宅ローン
JAバンク埼玉、愛知:事業者ローン
JAバンク神奈川:空き家解体ローン
JAバンク京都:福祉ローン

自分が利用したい目的によって、最寄りの店舗での相談をおすすめします。

JAでお金を借りるメリットとデメリット

JAは組合員ほど好条件でお金を借りられます。またJAのサービスを利用すればするほど、金利が引き下げられるため、農業従事者は特に利用がおすすめです。

JAでお金を借りるメリットとデメリットをまとめてみました。

JAでお金を借りるメリット
  • 低金利でお金を借りられる
  • 無担保、保証人不要で借りられる

JAは低金利でお金を借りられる

ローンの種類でも紹介したように、JAでお金を借りる最大のメリットは低金利である点です。

金利が膨らみやすいカードローンを例に、JAの金利を比較してみました。

金融機関 金利(年率)
アコム(消費者金融) 3.0~18.0%
プロミス(消費者金融) 4.5~17.8%
三井住友銀行カードローン(銀行) 4.0~14.5%
JAなごや 6.925~9.325%
JAあさひかわ 12.0~14.4%
JAぎふ 9.5~11.95%
JA東京中央 4.5~12.0%
JAおきなわ 5.3~9.8%

地域によって差はあるものの、銀行ローンや消費者金融と比較すると、利息を抑えられるとわかります。

50万円を5年かけて返したとすると、プロミスでは26万円近くの利息がかかるのに対し、JAなごやで借りると12万円の利息で済む計算に。
利息だけで2分の1以下に抑えられるわけですね。

店舗によって金利に差があるため、場合によっては銀行で借りるのとあまり変わらない時もあります。
地域の店舗の金利を把握してから借入するようにしましょう。

JAの公式サイトにはローンの返済計画を立てられるシミュレーションツールがあります。
金利も含めて返済できるかどうか、事前にチェックしておくと損せずお金を借りられますよ。

>>JAのローンシミュレーションを使ってみる

JAでお金を借りると無担保・保証人不要

JAでは各種ローンで無担保、保証人なしで借入可能です。

JAバンクでは三菱UFJニコスとジャックスが保証会社となっており、保証人が不要な代わりに保証会社で保証を受ける必要があります。

組合員の場合、専用の保証団体があり、審査や条件面で優遇されるメリットがあります。

  • JAバンク三重:三重県農業信用基金協会
  • JAバンク北海道:北海道農業信用基金協会保証

保証会社をどこにするかによって、借入条件が変わるため組合員は地域の保証団体を利用した方が借りやすいことも。

JAバンク北海道の住宅借換ローン
条件 北海道農業信用基金協会保証 ジャックス保証
申し込み条件(年収) 350万円以上 継続安定した保証
借入金額 5,000万円以内 2,000万円以内
借入期間 32年以内 20年以内

また保証会社が入るため、保証料が0.1%ほどかかります。


JAは借入条件こそいいものの、借りられる対象や期間の面でデメリットがあります。

JAでお金を借りるデメリット
  • JAの組合員しかお金を借りられない
  • 即日借入は不可能

JAの組合員しかお金を借りられない

「JAでお金を借りられるのはどんな人?」の項目で述べたように、JAでは原則として組合員しかお金を借りられません。

店舗によっては一般でも借入できると記載があるものの、農業従事者でない場合は准組合員への加入が必要です。ローンへの申し込み時に准組合員への加入を求められます。

また組合員ではない状態で申し込みできても、審査で落とされてしまう可能性が高いです。
どうしてもJAでお金を借りたいのであれば、准組合員に加入した後に申し込みましょう。

JAは即日借入不可!お金を借りるのに1週間以上かかる

JAでお金を借りるには、保証会社と信用情報機関の審査を受けなければいけません。

仮審査の後に本審査を受ける流れとなるため、即日の借入はできません。
借入までに早くても1週間ほどかかるので、今すぐお金を借りたい人には向いていない方法でしょう。

組合員でない人はJAへの加入から始めなければならないため、より時間がかかります。

くわえて准組合員になるためには1万円以上の出資金が必要となるケースが多いです。カードローンやフリーローンで自由に使えるお金が必要な場合は、少々痛い出費となるでしょう。

今すぐ現金を借りたい人で、JAの組合員でない場合は、消費者金融の無利息サービス等を利用して借入する方が早くお金を借りられます。

JAは借入の審査が厳しめ

JAは事業で得た資金や、准組合員の出資金を元手に信用事業を行っています。銀行や民間企業とは異なり、営利を目的としていないため、審査が厳しめに設定されています。

そもそも組合員でないと申し込みすら受け付けてもらえないところがほとんど。
農業従事者が主の組合なので、正組合員が優遇される傾向にあります。

准組合員の場合、年収や勤続年数などの借入条件が正組合員と比べて厳しめに設定されており、条件をクリアしていないと審査に落とされてしまいます。

JAでお金を借りる流れについて解説!審査に通らない噂は本当?

JAで実際にお金を借りる流れについて解説していきます。

JAバンクは住宅ローン以外であればネットから申し込めます。24時間365日受け付けており、組合員なら店舗に行かなくても借りられる可能性も高いです。

JAバンクのローンに申し込む

JAバンクでローンに申し込む方法は2つ。

  • ネットから申し込む
  • 店舗窓口で申し込む

すでにJAバンクの口座を持っている人は、ネットから簡単に申し込めます。

JAネットバンクの公式サイトから自分の最寄りの店舗を選択しましょう。該当する店舗の申し込みフォームへ移動します。

JAなごやの場合、下記の入力のみで簡単に申し込みができました。

  • 名前
  • 生年月日
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 口座情報
  • ネットバンキングのログインパスワード

一方でJAバンクの口座を持っていない場合、口座開設から行わなければいけません。ネットからの申し込みも可能ですが、どのみち申込書に記載して郵送をしなければいけないため、手っ取り早く済ませたいなら最寄りの店舗窓口での申し込みをおすすめします。

店頭窓口なら口座開設と合わせて、ローンの申請も行えますよ!

その際は仮審査に必要な下記の持ち物を忘れないようにしましょう。

審査に必要な持ち物
  • 免許証
  • 保険証
  • 所得証明
  • 印鑑
仮審査を受ける

JAバンクは仮審査と本審査の2段階にわかれています。
仮審査で落ちると本審査には申し込めず、JAバンクでお金を借りられません。

本審査を受ける

仮審査通過後に、再度ローン内容の確認と、金利引下げ適用に関する説明を受け、そのまま本審査を受けられます。

借入

審査に通ればローンカードが発行され、簡易書留で手元に届きます。カードローンの場合は、そのカードを使ってJA以外にコンビニや提携ATMでも引き出しが可能です。

返済

JAバンクでは返済額が口座から毎月決まった日に引き落とされます。ローンの申し込みと同時にJAバンクの口座が開設されるため、返済日前に口座にお金を入れておくようにしましょう。

融資残高に応じて、返済額が変わるため余裕を持って口座に入れておくのがおすすめです。引き落としできないと延滞となってしまいます。

返済額の例

前月の返済日(10日。休日の場合は翌営業日)のご融資残高により、次のようになります。
・1万円未満※…前月約定返済日のお借入残高
・1万円以上50万円以下…1万円
・50万円超100万円以下…2万円
・100万円超150万円以下…3万円
・150万円超200万円以下…4万円
・200万円超250万円以下…5万円
・250万円超300万円以下…6万円
※当月返済日の前日の融資残高が各返済額より少ない場合は、その融資残高が返済額になります。
引用:カードローン – JAバンク~お金を借りる~|JA兵庫みらい

JAバンクのローン審査に通るコツ

審査が通らないとの評判もあるJAバンクですが、条件を満たしていれば審査に通る確率は上がるはずです。

一番はJAの組合員になっておくことですが、ローンで優遇される以下の条件を満たしておけばJAにもメリットがあるでしょう。

  • JAバンクの口座を開設しておく
  • 給料振込をJAバンクにしておく
  • 他金融機関からの借換として申し込む

またローンに申し込む際は、申し込み条件をクリアしておくのは必須。JAではローン申し込みに年収や勤続年数を重視する傾向にあります。

最低でも200万円以上の年収、2~3年の勤続年数を達成した状態で申し込むと審査に通してもらえる可能性も高まるでしょう。

JAのローンでは、他のJA店舗で借入があると申し込みできません。
過去に別の店舗でJAに申し込んでいた履歴がある人は、その店舗での支払いを終えてから現住所の店舗へ申し込みましょう。

JAのクレジットカードを発行すると有利になる?

JAには三菱UFJニコスが発行するJAカードと呼ばれるクレジットカードがあります。

あらかじめクレジットカードを発行し、利用状況がいいとローン審査で優遇される可能性が高いです。

いずれにせよローンの審査はCICやJICCといった信用情報機関を通じて行われます。
また保証会社で保証を受けられるかの審査も行われるため、過去にクレジットカードやローンで延滞した経験がある人は審査に通りにくくなります。

気休めではありますが、審査に通らない可能性がある人は、事前にJAカードを発行したり口座を開設しておき、JAでの利用履歴をためておくといいでしょう。