レイクALSAを解約したい場合、自ら解約手続きを済ませる必要があります。借入を完済しても自動的に解約になるわけではありません。
とはいえ解約手続きは非常に簡単で、電話一本で完了。計画的に進めれば、最短で当日中に解約できてしまいます。
その一方で解約によるデメリットがあるのも事実。最後の最後に失敗しないよう、解約の流れと注意点を確認しておきましょう。
目次
レイクALSAを解約する上で知っておきたいこと




レイクALSAを解約するためには、いくつかの条件がクリアされていないと手続きへは移れません。
完済のメドがついたからといって、すぐに解約を申し込むのではなく、最後までスムーズに進むように段取りを踏むようにしましょう。




解約前に利用残高を「0円」の状態にする
もう少しで返済が終わるから、解約手続きを始めたいと思う人もいるでしょう。ですが利用残高が0円になったことを証明できないと、解約手続きはスタートできません。
解約は完済していることが条件なので、利用残高を0円にすることにまずは集中しましょう。
また返済のお金を振り込んだ時点では、まだ利用残高に反映されておらず、0円になっていないことも。
端数分もしっかりと返済する
返済時に硬貨は使用できないため、紙幣で支払うしかありません。しかし最後には利用残高に端数が残り、どうやって返済したらいいか困ってしまうことも。
そんな問題を解決するには、以下の3種類から返済方法を選ベばOK。端数分をしっかり返済できます。
- Web返済サービス
- 新生銀行カードローンATM
- 指定の銀行口座へ振り込む
インターネットバンキングを利用している人なら、スマートフォン・アプリ・パソコンから土日祝日関係なしで端数分まで返済可能。
レイクALSAの会員ページからインターネットバンキング口座を指定しましょう。深夜でも返済できるため、忙しくて日中に時間が取れない人には助かりますね。
しかもいつでも何回振り込んでも振込手数料は無料。ただしシステムメンテナンスの時間・金融機関/口座・携帯端末などによっては、Webから返済できないこともあります。
詳しくは下記の公式サイト注意書きをご覧ください。
*当社のシステムメンテナンス・各金融機関のシステムメンテナンスにより、ご利用いただけない場合がございます。
*ご利用いただくには、「Web返済サービス」がご利用可能な金融機関にて、インターネットバンキングサービスをご利用できる口座を開設している必要があります。
*金融機関によって、ご利用の携帯端末・ブラウザではサービスがご利用いただけない場合がございます。詳細はご利用の金融機関へお問合せください。
(引用元:カードローン・キャッシングのご返済方法 – Web返済サービス)
Webでの返済は操作もシンプル。下記の手順に沿って利用しましょう。
- レイクALSAの会員ページにログインする
- 「Web返済」をクリック
- 自分が普段利用している金融機関を選び、その金融機関のサイトにログインする
- 金融機関サイトの案内通りに手続き
- 返済額を確認し、振り込む
返済の手続きには、普段利用している金融機関にログインする際、IDやパスワードが必要になります。




新生銀行カードローンATMなら、硬貨のお釣りが出ます。小銭が足らない時・紙幣しか持ってない時は便利です。
年中無休ですが、営業時間は曜日によって3パターンあるので注意してください。
平日・土曜日 | 7:30〜24:00 |
---|---|
日曜日・祝日 | 7:30〜22:00 |
第3日曜日 | 7:30〜20:00 |
※ご利用時間は、一部店舗により異なります。
新生銀行カードローンATMは朝早くから夜遅くまで利用でき、しかもいつでも手数料が無料。出勤前や帰り道に新生銀行カードローンATMに寄ってもいいでしょう。
またローンカードを忘れた時でも、レイクALSAに登録してある電話番号・生年月日・カード暗証番号が分かれば返済できます。




インターネットバンキングだと不安だし、新生銀行カードローンATMも近くにないという人は指定の銀行口座へ振り込みましょう。
振込手数料は必要になりますが、銀行振り込みの方が慣れている人には最適な返済方法です。
振込先はレイクALSAの会員ページにある「銀行振り込みでご返済される場合のお振込先」から確認できます。
もし返済方法や残高など分からない点がある場合は、お客さま専用フリーダイヤルで聞けば説明してもらえますよ。
ネットや自動契約機・窓口で解約はできない
レイクALSAは実店舗を持たないため、窓口がありません。
また利用残高や完済証明書の発行について確認する必要があるので、ネットや自動契約機でも解約はできないのです。
解約できる唯一の方法は、お客さま専用のフリーダイヤルに電話をかけて、オペレーターに解約を申し込むこと。
解約を切り出すのは、なんだか申し訳ない気持ちになるかもしれませんが、オペレーターは事務的に処理してくれますから、思い切って電話してみましょう。
解約手続きに対応している時間帯
レイクALSAの解約手続きは平日9:00~18:00(年末年始を除く)のみ。
お客さま専用フリーダイヤル自体は24時間営業です。
しかし解約手続きはオペレーターとのやり取りが必要となるため、オペレーターが対応している9:00~18:00に電話しなければなりません。
土日祝日はお休みなので、会社勤めの人は昼休みなどに電話するしかないでしょう。
電話する時間がないからといって、代わりに家族や友人に頼むのはNG。解約手続きできるのは利用者本人だけです。
解約時に要する時間・日数
レイクALSAでは、最短当日に解約が可能。ただし、全員が当日解約できるわけではありません。
解約の申込時間や、条件をクリアしているかどうかという点も解約の時間・日数に関係します。
- 完済している
- 振込金額が残高に反映されている
上記の条件を満たしていないと、解約までにもっと時間がかかる可能性があります。
すでに完済できているのか、振り込んだ金額が残高に反映されているかを、会員ページにログインして確かめましょう。利用残高が0円になっていたら解約手続きに進めます。
レイクALSAを解約する方法と4つの手順




まだ借入の返済途中だという人は解約できませんが、完済しているなら手続きは簡単。お客さま専用フリーダイヤルにかけるだけでOKです。
返済途中の人はまず、返済総額と完済日を確認することから始めてください。
レイクALSAの公式会員ページで利用残高を見られますので、それをもとに返済総額を計算しましょう。
解約手順①:返済総額と完済日を確認
まだ完済していない人は、あとどれくらい返済しなければいけないのか計算する必要があります。
まずは会員ページで利用残高を確認し、それに利息を加算して返済総額を明らかにしてください。
返済総額=利用残高+利息なので、まずは利息がいくらになるかを計算しましょう。
利息=利用残高×年率÷365日×完済までの日数
※うるう年は366日となります
例えば利用残高30万円で年率18%・完済まで30日だった場合、30万円×18%÷365×30日=約4438円(利息)。
返済総額は利用残高+利息ですから、30万4438円が返済総額となります。
ただし利息は日割りで計算されるため、毎日変動します。正確な返済総額は完済日にならないと分からないので、完済日に利用残高を再確認しましょう。
ちなみに利用残高が1000円未満の場合は、利息がかかりません。あらかじめ1000円未満になるまで返済をしておいて、残りを完済当日に支払うのもありです。
自分で計算するのが面倒な人や計算間違いしないか心配な人は、レイクALSAのフリーダイヤル(0120–09–09–09)に電話して、計算してもらうといいでしょう。




解約手順②:全額返済する
返済総額が分かったら、あとは全額返済するだけです。1円でも返済が残っていると完済にはならないため、端数まできっちり支払いましょう。
端数の支払いができるのは、Web返済サービス・新生銀行カードローンATM・指定銀行口座への振込。自分に合った返済方法を選べばOKです。
ただし銀行口座への振込を選択した場合、振込手数料は自分で負担しなければなりません。
返済金額+振込手数料を用意しておかないと、残高がゼロにならないので注意しましょう。
解約手順③:解約の旨を伝える
レイクALSAの解約は電話からしか受け付けていないので、お客さま専用フリーダイヤルに電話しましょう。電話での解約の流れは次の通りです。
- レイクALSAお客さま専用フリーダイヤル(0120–09–09–09)に電話をかける
- 音声案内に従って「3(オペレーターにつなぐ)」を押す
- オペレーターが電話に出たら「解約したい」と伝える
- 本人確認
- 利用残高の確認
- 完済証明書の発行を依頼する
- ローンカードの処理について聞かれる
- 解約手続き完了
解約の旨を伝えたからといって、引き止めや解約理由を聞かれることはないので安心してください。名前や生年月日など、本人確認のための質問を受けるだけです。
まだ利用残高がある場合は利息などの案内をされますが、完済してある場合は、オペレーターが完済確認をして解約が手続き終了します。




解約手順④:完済証明書を発行する
完済証明書はその名の通り、完済したことを証明する書類。完済証明書を発行してもらいたい場合は、レイクALSAの解約手続きの際に依頼します。
発行するかどうかは利用者の判断に任されており、レイクALSAでは完済証明書の発行は無料でできます。
完済証明書が届くのは解約手続きが完了してから1週間〜10日間後。どこに届くかは、レイクALSA申込時に入力した住所で決まります。




レイクALSAを解約する2つのメリット
完済したら必ず解約しなければいけないわけではありません。
解約せずにそのまま契約を維持していても、年会費や手数料は無料。利息もつかないので、解約しなくていいと考える人もいるでしょう。
ですがレイクALSAを解約すると、主に2つのメリットが得られます。
メリット①:信用情報に好影響
借入の記録は信用情報に5年間保存されてから消去されるため、解約するのが早ければ、信用情報から借入の記録が早く消されます。
保有期間:契約期間中および契約終了後5年以内
(引用元:CICが保有する信用情報)
将来的に住宅ローンやマイカーローンなどの高額融資に申し込みしたい人は、早めに解約して信用情報から記録を消した方がいいでしょう。
高額融資の審査では、まず申込者が他社でローンを利用していないかチェックします。
解約しない限り、レイクALSAで契約している事実は信用情報に記録があり、審査に悪い影響が出る可能性も。
もしレイクALSAとの契約を継続していた場合、実際には全く借入をしていなくても、上限額まで借りている前提で審査されます。
本来200万円返済できる能力があっても、住宅ローンなどの審査では、上限額を差し引いた50万円分の返済能力しか残っていないと見積もられてしまいます。
反対にレイクALSAを解約すれば、住宅ローンで200万円の借入ができる可能性も。信用情報に借入の記録がなければ、審査の際に好影響を与えられるといえます。
またレイクALSAを解約していない状態だと、いつでも借入ができるため、融資審査の際に「またレイクALSAでお金を借りるかも」と警戒されます。
すでに解約してあれば、審査する側も無用な心配をしなくて済むでしょう。




メリット②:借入の習慣を克服できる
手元にローンカードがあると「ちょっとお金が足らないから借りようかな」などと誘惑に負けてしまうこともあるでしょう。
本当にお金が必要な状況であれば非常に便利ですが、借入が習慣になることも。
少額の借入だと気を許しがちですが、ちょっとお金が足りなくなることは、思っている以上に日常的に起こります。
気づいた時には借入額が多くなり、再び返済の日々が訪れるでしょう。
レイクALSAを解約する2つのデメリット
将来的に高額の融資を受ける人や借入生活から抜け出したい人は、解約した方がよさそうです。しかし解約することで発生するデメリットは主に2つあります。
メリット・デメリットを比較して、自分はどちらを優先するか考えてみましょう。
デメリット①:再度借入する時に再審査が必要になる
一度解約すると、再びレイクALSAで借入をしたいと思っても、一から審査しなおさなければなりません。
申し込みから必要書類の提出、在籍確認など初めての利用時と同じ手順を踏みます。完済したからといって審査工程を省いたり、審査を甘くしてくれることはありません。
利用者の収入や職場が変わっている可能性もあるので、新規申込者と同じように対応するのは当然。レイクALSAの審査基準が変更されることもあるでしょう。




デメリット②:ピンチの際に借入できない
レイクALSAで返済が終わっても、ピンチになったら借入が必要になることも。
下記のような環境にいる場合、解約がデメリットになりえます。どれかに当てはまっていないかチェックしてみましょう。
- 貯金に余裕がない
- 急な出費がある
- 転職する予定がある
完済したけど貯金に余裕があまりない人は、生活費を捻出するだけで精一杯になることも。そんな状態で生活していても、またお金を借りる必要が出るでしょう。
解約したら、その時点でお金は借りられなくなります。
いざという時のために使える貯金がある人は解約した方がいいですが、そうでなければ少し貯金に余裕ができてから解約するのも一つの手かもしれません。




友人の結婚式や車の修理など一時的な出費が発生することもあります。今日明日にでもお金を用意しなければならないのに、手持ちのお金では足りないなんてことも。
レイクALSAに再度申し込んだとして、今度も契約できるかはわかりません。常にお金が足りないわけではないけれど、急に必要になった場合、すぐに借入できないのは痛手です。
転職する予定がある人は、レイクALSAの解約を少し待った方がいいでしょう。
新たな職場が自分に合っているかは働いてみなければ分かりません。
仕事内容が想像と違っていた・人間関係がうまくいかないなど予想外の問題が起こる可能性は十分あります。
せっかく転職しても、辞めてしまっては収入源の確保ができません。
お金がなければ借りるしかないですから、レイクALSAを解約するにしても、新しい職場で安定して働けそうか判断がついてからでも遅くないでしょう。
レイクALSAとの契約を解約した後の注意点
レイクALSAの解約が完了したからといって、安心してはいけません。解約した後にも、やらなければいけないことがあります。
やり忘れると後々大きな問題に発展することもあるため、解約前の今のタイミングで予習しておくことをおすすめします。
防犯上ローンカードは破棄する




解約した後、ローンカードは破棄しましょう。ローンカードを破棄せずに保管しておけば、レイクALSAから再度借入をする際に、ローンカードを復活させることはできます。
しかし再審査に通れば新しいローンカードが発行されますし、使わなくなったローンカードを手元に置いておくことで安全面が心配です。
紛失・盗難似合ったら、個人情報が第三者に悪用される危険も。防犯上のリスクを考えたら、解約後は速やかにローンカードを破棄するのがベストです。
ローンカードの破棄方法で一番簡単なのは、ハサミで切ること。
できるだけ細かく切って、しかも1カ所にまとめて捨てるのではなく、複数の場所または複数回に分けて捨てるのがおすすめです。




必要なら解約証明書を発行してもらう
解約証明書は完済証明書と同じように、住宅ローンなどの高額融資やおまとめローンの審査を受ける際に、提出を求められる可能性のある書類です。
この2つの違いは「また追加で借入をするかどうか」。
完済証明書をもらっただけではまだ契約が続行しており、追加の借入が可能。一方の解約証明書は、解約している状態なので、もう借入はしないことを証明できます。
高額融資やおまとめローンの審査で、どちらの方が信頼されるかといえば、解約証明書です。
もちろん完済証明書でも「借りたら返す能力がある」とアピールできますが、レイクALSAで上限まで借入をしようと思えばすぐにできるとも判断されます。
高額融資やおまとめローンの審査を通過したいなら、解約証明書の方が有利だといえます。
ちなみに解約してから日にちが経っていると、解約証明書を発行できなかったり、予想以上に手間がかかる可能性もあります。
解約証明書の発行手数料は無料なので、もし高額借入などの予定がなくても、解約時に発行を依頼するといいでしょう。